
- *穂積
- 
「うぅ……あまり足を見ないでください……長めの
 靴下を小夜さんに頂いたのですが、やっぱりスースー
 して心許なくて、恥ずかしいんです……」
 
- *幸和
- 
「制服の時はタイツですもんね」
- 
 薄手の黒タイツ越しに透ける白い脚もすごく魅力的だけど、
 ニーソックスもよく似合う。
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 スカートとニーソックスの間から垣間見える絶対領域の
 白さが眩しすぎる。
- 
 妙にやらしく見えるのは、太ももの限られた部分だけが
 見えているせいで強調されからだろう。
- *幸和
- 
「でも、本当に似合ってますよ。すごく可愛いです。
 ドキドキしてきます」
- *穂積
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「ふふ……そんなに熱っぽく言うなんて、大げさです。
 恥ずかしいですよ」
- 
 あまりにも意気込んで言ってしまったからか、冗談に取られたらしい。
- *幸和
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「大げさなんかじゃないですって。穂積は背が高くて
 スラっとしてるから、洋服もよく似合うんですよ」
- *幸和
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「脚も細くて長くて、すごくきれいで……普段の巫女服や
 店の制服では隠れてるから、目に焼きつけなきゃって思います」
- *穂積
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「もしかして……私の洋服姿に興奮したりしますか?」
- *幸和
- 
「えっ!?」
- *穂積
- 
「くすくすっ、冗談です。私の足をずいぶん熱心に
 見てるので、からかってみたくなっただけですよ」
- 
 穂積が可憐に笑って、いっそう身体を近づけてくる。
- *穂積
- 
「これだけ近づけば、上半身しか見えませんよね。
 こちらもちゃんと見て欲しいです……あなたのために着たんですから」
- *幸和
- 
「は、はい……」
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 二の腕に柔らかいふくらみを感じる。
- 
 別の意味でもドキドキしながら、俺は穂積の洋服姿を
 褒めちぎり続けたのだった。