このは | 「はぁ……はぅ……はぁ……中、熱くなってる……」 |
繋がったままの感覚を確かめるように、このはさんが ゆっくりと息をする。 膣内から逆流した精液が、勃起が緩んでできた隙間から とろりと溢れた。 | |
このは | 「はぁ……ぁ……恋人と……あなたと、ひとつになるの…… こんなにすごいんだ……」 |
このはさんは、ぽうっとした表情をしていた。 絶頂の余韻なのか腰はまだひくひくと痙攣していて、 いやらしい雰囲気を残している。 | |
このは | 「はぁ、あっ……あ……んんっ……」 |
不意にこのはさんが目を瞬かせた。 | |
このは | 「硬いの、当たってる……一回出したのに、 まだ元気なの……?」 |
このはさんの身体から立ち上るようないやらしい雰囲気を 見ているうちに、またペニスが反応してしまった。 | |
葵 | 「ごめんなさい……」 |
恥ずかしくなって謝ると、彼女は頬を染めながらも 目を逸らした。 | |
このは | 「い……いい、けど……まだ、離れたくないから……」 |
可愛らしくもエッチなことを、小声で呟く。 恥ずかしそうに掠れた声を聞いただけで、もう身体が 疼いてたまらなくなった。 | |
このは | 「ふゃっ……あっ、また、びくんって……大きくなった」 |
葵 | 「ごめんなさい、つい……」 |
腰を引こうとすると、彼女は足に少し力を込めた。 ほんのかすかな抵抗だったけど、僕は思わず動きを止める。 | |
このは | 「謝らなくて、いいから……」 |
このはさんが、決意するようにくっと息を呑んだ。 | |
このは | 「もっと、して……」 |