すみれ | 「はぁ……ぅ、ふぁ……おちんちん、ビクビクするから…… 結構難しい……」 |
すみれさんは両足で、ペニスをむぎゅっと押さえた。 | |
葵 | 「っ……」 |
思わず腰を震わせると、すみれさんが僕を覗きこむような 気配がした。 | |
すみれ | 「ごめんなさい、痛かった?」 |
葵 | 「いえ……これくらいなら大丈夫ですけど」 |
すみれ | 「ん、分かった。あともう少し息がかからないように 喋ってね」 |
すごい無理難題を言う。 | |
葵 | 「……じゃあ、どうしてこの体勢なんですか?」 |
すみれ | 「保険だよ、保険。足で擦るだけじゃ興奮してもらえない かもしれないでしょ?」 |
葵 | 「別に、そんなことは……」 |
言いかけた言葉を慌てて飲み込んだ。 それでも、嬉しそうにすみれさんは鼻を鳴らす。 | |
すみれ | 「ふふー、足だけでもイけそうなんだぁ。 擦ってもらえればどこでもいいのかなぁ?」 |
やぶへびだった。 射精させられると確信したのか、すみれさんの足遣いは だんだん大胆になっていく。 | |
すみれ | 「うひゃぁ……すごいぬるぬるしてきたー」 |
くちゅくちゅという水音が下腹部の方から聞こえてくる。 羞恥心で腰が震えた。 | |
すみれ | 「お汁出しちゃうくらい気持ちいいんだぁ。手でも お口でもなくて……足でコスられてるのにね」 |
すみれさんは、ますます楽しげだ。 悔しいけど否定できない。 興奮はどんどん増して、腰奥に熱が溜まっていくのが分かる。 | |
すみれ | 「ん……ふ、あ……んんっ!」 |
なんとか快感をどこかへ逃がそうと頭を動かすと、 すみれさんのパンツに鼻が擦れた。 | |
すみれ | 「うぅ……ちょっと、君きみ、なにしてるのかな?」 |
強がるように笑っているのが、なんとなく分かった。 お尻が浮き上がって、力が入ってる様子がしっかり目に 入ってるからだ。 | |
すみれ | 「はぁ……あ、んん……頭、動かさないでよ……ん、んっ、 足で擦るの……集中できない……」 |
すみれさんの声が、だんだんと余裕を失っていく。 僕は手を上へと掲げるようにして、すみれさんの腰を掴んだ。 |