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「初めてどうし」
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香穂
「んぢゅっ、ちゅっ……ちゅうううっ!」
智希
「うああっ!」
 香穂がまた舌を動かし始めた。
香穂
「んっ、んく……ちゅっ……れるっ……れるっ……んんぅ」
 ねちょねちょとした感触が、竿を這う。
 それが香穂の舌なのだと思うと、それだけで思考がぼやけてきて、
 そのまま溶けてしまいそうになる。
香穂
「ちゅぷ……ね、ねえ……これ……どんどん硬くなってきてる気がするんだけど……」
智希
「あ、ああ……その、興奮してるからだろうな」
香穂
「そっ、それは嬉しいけどさぁ……どこまで硬くなるの?
 さっきより膨らんできてる感じもするし……」
香穂
「こんなにおおきくなってるの、入るのかな……?」
智希
「え? はいる……っ?」
香穂
「なんでもないよ! このまま射精できちゃいそうって言ったの!!」
智希
「できるとは思うけど……それを言ったら、香穂だってそうだろう?」
香穂
「あ、あたしがなに──ひぅあっ!」
智希
「これだけ熱くなってたら……その、イくことだって、出来そうじゃないか?」
香穂
「そ、そりゃね、あたしだって興奮してるから……って、
 んんっ! あ、ふああぁっ!!」
香穂
「んっ、んっ……んくぅ……っ!
 智希、うますぎだってぇ……な、なんでこんな、
 気持ちいい舐め方、知ってるの……?」
智希
「知ってるわけじゃないけど、香穂の反応見て、手探りで」
 直接触れ合っているからか、香穂の反応のひとつひとつがはっきりと伝わってくる。
香穂
「んあっ、ああっ……んんぅぅぅ! あああっ!!」
 特に快感のツボをかすめたり当てたりすると、
 太ももの内側がびくびくっと震えるから分かりやすい。
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